#今年の花粉の飛散は

『#今年の花粉の飛散は』<2022年2月11日(金)>
 オミクロン株の症状が花粉症と共通していることに『余録(220210)』は思う。話している時に誰かがくしゃみをしたせいで、ウソつきといわれる話が枕草子にある▲「うすさ濃さそれにもよらぬはなゆえに憂き身のほどを見るぞわびしき」(清少納言)▲薄さ濃さに関係ないはな(花と鼻の掛けことば)のせいで苦しい目にあうのが情けないという。さて、こちらは花といってもスギやヒノキの花粉、それによる鼻づまりや鼻水、くしゃみがオミクロン株の症状と判別の難しい▲今年の花粉の飛散は東日本などで多く、東京の場合は昨季の1・5倍、飛散を始めるのも平年より早く、今週末から来週初めと予想。学会では今季は症状の出る前に受診し、早めに花粉症を治療するように呼びかけている▲昔からさまざまな呪力のせいと思われたくしゃみだが、その1回当たり飛沫発生量はせきの実に10倍以上。ここは誰かを「憂き身」にしないための気配りを怠るわけにいかない。
 (私は)感じ始めたため耳鼻咽喉科へ行ってきた。毎年、入念にマスクを顔にフィットさせての外出である。この悩ましき問題を何とかしたいものである。耳鼻咽喉科の先生は、診断が大変であろうか。この患者は花粉症か、コロナウイルス感染なのか。いやそれとも、世間はウソつきだらけで、くしゃみが出放題か。岸田さん、何とかして。
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