#平和な未来へ

『#平和な未来へ』<2022年2月25日(金)>
 海のプラスチックのゴミ問題に関するルールをつくるための国際的な論議も近くスタートすることに『春秋(220225)』は思う。1968年の週刊少年マガジンに「未来新聞」という特集が載った。21世紀の暮らしや技術を占う企画に、植物のたんぱく質を原料に大量生産を実現したと▼植物由来の代替肉が注目される今日を言い当てたような予想、かたや、牛肉の歯ごたえに似せるため、プラスチックを混ぜてある▼両者の扱いは環境問題をめぐっていまや対極に。植物肉は期待されるが、プラスチックは大量に廃棄されるゴミをどう処理するかで、以前と比べて肩身が狭くなった▼特集は他にも、「ロケットで米国の学校に通学」「子どもが乗れる人工の雲」。無限の夢を持てるのが子どもの特権なら、それを可能にする世の中をつくるのは大人たちの重い責務だ。持続可能な地球環境も、そしてなにより軍靴の響かない平和な世界も。
 (私の)発展の陰になにがあろうか。欲望を満たしたい思いとコストである。人々の欲望を満たすために、随分と殺戮が繰り返されている。弱い者は安く働き、また戦火に追われる。いまも地球上で惨事が起きている。この東京は平和であるようだが、いや明日はわからない。2022年の未来新聞には平和な生活を送る半世紀後を描き、実行したい。
#プラスティック
#植物
#牛肉
#未来新聞
#軍靴

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