#知的好奇心を育む場所

『#知的好奇心を育む場所』<2022年2月7日(月)>
 「本屋を守れ」に『あぶくま抄(220207福島民報)』は思う。街の本屋さん思いがけず出合えた良書が、人生を変えることも▼日本が西欧列強の植民地にならなかったのは、幕末に来日した外国人が、本屋で立ち読みしている町人たちを見て震撼したから-。数学者の藤原正彦さんは著書「本屋を守れ」で論じる。豊かな教養に驚き、こんな国は征服できないと諦めたという▼県内屈指の規模を誇る福島市南矢野目の書店も三月に閉店する。知的好奇心を育む場所は皆、液晶画面の中に閉じ込められていくのだろうか▼直木賞受賞が決まった今村翔吾さんは昨年十一月から大阪で書店を営む。「本で人生が変わった。恩返しをしたい」と廃業寸前の店を引き継いだ。国が地方活性化のためにと目指す「デジタル田園都市」にも、リアル書店の存在は欠かせない。
 (私の)通う本屋さんは、駅前やショッピングビルの中にあり、日々混雑している。しかし、これらの本屋さんで本を購入している人がどれほどいるのであろうか。私はどうであろうか。多くは図書館利用であり、それぞれの本屋さんで買う本は月に1~2冊であり、その他はネット利用である。そう、急がないなら、その本屋さんに注文しようか。立ち読みだけでなく、地元の店を大切にしよう。
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