#300年余の空白

『#300年余の空白』<2022年2月8日(火)>
 トンガ沖の海底火山噴火に富士山を『南風録(220207南日本新聞)』は思う。関東や中部地方には「富士見」の付く土地が多い。どっしりと静穏な姿からは、時に災いをもたらす活火山の顔はうかがえない。1707年の宝永噴火が記録が残る中で最大かつ最後の噴火とされる。関東一円に多量の灰が降り、日常生活や農作物に甚大な被害が出たという。その規模は先月のトンガ沖の海底火山噴火に近いとみられる。噴火の2週間後には100キロ先の都心に10センチの灰が積もる-。宝永噴火をモデルに、政府の中央防災会議がおととし示した想定だ。交通機関のストップ、停電、断水が相次ぎ、首都機能はまひする。影響は全国に及ぶが、地震や水害に比べて対策が進んでいないのが実情だろう。富士山もいつ火山の顔を見せるか知れない。300年余の空白で警戒心がなくなるのが一番怖い。
 (私たちは)コロナ感染でもすぐ気が緩み感染が広がる。300年の余白となると、もう活火山とは思うのが難しい。特に半世紀ほど前に教育を受けたものは休火山と思っている。それにしても、休みを終わりにします。これから頑張りますと、親切に教えてくれない。とにかく備えが必要である。他人ごとではない。
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