#ペットと同じ時を楽しみたい

『#ペットと同じ時を楽しみたい』<2022年2月13日(日)>
 航空会社スターフライヤーの定期便の客室で小型の犬や猫の同伴サービスを導入に『南風録(220213南日本新聞)』は思う。ハチは大正期、生後2カ月ほどで秋田から東京にやってきた。米俵に入れられ、急行列車で20時間かけて運ばれた。子犬にとって大変な道中だったに違いない。それから100年、ペットの旅が変わりそうだ。スターフライヤーは1便1匹限定で最後列の窓側座席にケージを置き、飼い主は隣の席に座る。貨物室に預ける場合の8倍超で人間よりも高い額だが、初日の予約はほぼ埋まったという。国内のペット産業市場は1兆円規模に拡大する。家族の一員ととらえ、出費を惜しまない傾向は強まっているようだ。東京の上野公園には薩摩犬を伴った西郷隆盛銅像がある。西郷には13匹を引き連れて温泉に滞在したり、うなぎ屋でかば焼きを食べさせたりした話が残る。ペットと同じ時を楽しみたいとの願いは、昔から変わらない。
 (私たちが)ペットをどれだけ必要な家族や友として大事に思っていようと、なかなか一緒に行動することが難しい。スターフライヤーの工夫はペットにとって良い第一歩となるのか。要望があっての変化であろう。いまを当たり前と思わず、私たちは改善要求をして行くことが必要であろう。
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