#減る出張

『#減る出張』<2022年2月20日(日)>
 コロナ禍での出張の減少に『地軸(220220愛媛新聞)』は思う。もとは「でばり」、戦場に出て陣を張ることを指した言葉と。いつしか音読みの「出張」。準備、プレッシャー…。戦が由来となったのは分かる気がする。県内企業の出張費、大幅減が半数―。いよぎん地域経済研究センターの調査結果。コストや時間が削減、働き手にも勝手がいい。一方で、出張は現地での記憶は強く残り、県外や見知らぬ土地では旅気分にも誘われる。帰りの土産物選びもささやかな楽しみかもしれない。「創業70年、いまが最大の危機です」。広島もみじまんじゅうの「にしき堂」。「減る出張」を深刻な面持ちで見ている業界は多いのだろう。増える出張をウェブ会議で補う。コロナ後の景気回復に向け、そんな光景を想像してみる。列島の6割超にまん延防止等重点措置が広がる危機でも、出口が見えると信じて。
 (私は)出張の多い部署にいた時期があり、日本全国を行脚した。仕事先での人との出会いはもちろん良い経験であった。そして、列車での移動。就職したころは新幹線のあるところも少なく、目的地まで時間がかかるが、車窓の眺めとお弁当が楽しみであった。もう、そんなスローな旅気分は味わえないだろうか。
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