#代返

『#代返』<2022年2月18日(金)>
 同時再生を行った学生の成績を「不可」とするとしたことに『天声人語(220218)』は思う。授業に出席せず、友人に点呼の返事を頼んだ「代返」▼いまはICチップの学生証で教室の読み取り機で「ピ逃げ」。コロナ禍で増えているオンライン授業に対しては「同時再生」▼授業動画がいつでも見られるようになっていることが多く、視聴のための再生をすると記録され、単位取得の条件になることもある。学生はパソコンで複数の授業動画を開き一度に再生した▼聖徳太子か。同時再生していた学生は100人にのぼり、早稲田大学は「不可」を与えることを決めたと報じる▼マスプロ教育が問題とされ双方向授業に是正へ。録画された映像授業は一方通行そのもの。不可というムチなしには成立しないしろものなのか▼代返もぴ逃げも同時再生も、自分の時間を惜しむ行為。では、あいた時間では何をするのか。それが問われるのが、大学生というものである。
 (私たちは)様々な規則に縛られている。学生は学則以下教則等に縛られている。学生はなんとか、聴きたくない授業から逃れようと努力をする。その努力、同時再生はばれるということがわからなかったのか。反則負けである。つまらない授業もあるだろうが、知識を得られる機会を大事にしたい。
#ぴ逃げ
#同時再生
#オンライン授業
#マスプロ授業
#双方向授業

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