#野球伝来150年

『#野球伝来150年』<2022年2月1日(火)>
 野球はいつ、日本に伝わったのか。『雷鳴抄(220130下野新聞)』はそれを伝える。野球殿堂博物館は1872(明治5)年、第一大学区第一番中学の米国人教師ホーレス・ウィルソンが学生に教えたのを始まりとし、今年は150年目に当たる▼戦前に朝鮮銀行副総裁を務めた君島一郎さんが1972年刊行の「日本野球創世記」でその由来を紹介▼同書より30年以上前に「明治5年説」を唱えたのが、市井の野球史研究家、斎藤三郎さん。野球の文献を集めるために古書店を開き、研究に没頭したとされる▼正岡子規は新聞記者だった明治29年に「野球伝来は明治14、15年ごろ」とする記事を書いた。後日、読者から正しくは明治5年との投書が届く。野球通の子規は紙面で誤りを認めたとの逸話が残る▼君島さんは既に野球殿堂入りし、斎藤さんも今年、特別表彰候補者に加わった。日本野球の源流を探し当てた先人に思いをはせるいい機会である。
 (私の)心は2月1日、うきうきしはじめた。野球伝来150年と記念すべき本年、さてプロ野球はどこが優勝するか。いよいよ春のキャンプイン、2月23日にはオープン戦が始まり、今シーズンの戦力が見えはじめ、素人予測に花が咲く。そして3月25日にはレースのスタートだ。我がチームは如何に?
#野球殿堂博物館
#1872
#君島一郎
#斎藤三郎
#正岡子規

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