#相も変わらない隠蔽体質

『#相も変わらない隠蔽体質』<2021年3月18日(木)>
 柏崎刈羽原発で侵入者が核物質に近づける事態を放置していた失態に『余録(210318)』は申す。鼠小僧と並び称される稲葉小僧は武家屋敷ばかりを狙った。警固の番士は自分の持ち場にしか関心がない。むろん被害にあっても体面上、事を荒立てぬ隠蔽体質もあったろう。さて東京電力は稲葉小僧のような目端のきくテロリストがいなかったことに感謝すべきなのか。原発にあるまじき「組織的な管理機能低下」というのが規制委の判定である。侵入防止装置の故障に代替措置をとったといいながら、そのいいかげんさも抜き打ち検査で発覚した。ずさん管理に加え、相も変わらない隠蔽体質である。東電が経営再建の柱とたのむ同原発の再稼働を、自らはるか遠くに投げ捨てた安全管理体制のメルトダウンである。
 (JN) 問答無用。こんな体質だから、と言いたくなるこの現実。もう、原発を止めさせ、早く廃棄せねばならぬものの対処に当たるべきである。原発無用。
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