#毎日東京ドーム約6杯分

『#毎日東京ドーム約6杯分』<2021年3月12日(金)>
 原発の今後に『春秋(210312)』は思う。大津波の翌日、3月12日の福島第一原発から立ち上る噴煙、チェルノブイリの惨状が頭をよぎった。暴走する炉心。自衛隊のヘリコプターからの水の散布、消防車の放水、うまくいかず。高濃度汚染水は海へ。運転時、水は毎日東京ドーム約6杯分を必要。10年たった今日もこの闘いは終わらない。あたかも「フランケンシュタイン」のように、科学が自ら生み出した「怪物」はひとたび暴れだすと、手なずけるのは難しい。万が一、同じ事故が起きたとして、今ならもっとうまくやれると言い切れるか。
 (JN) 2012年に見たあの山はいまきれいになっているのか。溜まって行く汚染水は現在、東京ドーム何杯分あり、これがどうなって行くのか。汚染水、その他の汚染物をどうするのか。それでも、原発は再稼働があちらこちらで進むのか。その廃棄物の処理の当てがないのに。先の見えぬことを未来の者たちに託すだけなのか。
#高濃度汚染水