#それから10年

『#それから10年』<2021年3月11日(木)>
 3月11日に各紙思う。『筆洗』、「マリーンズの佐々木朗希投手。岩手県陸前高田市出身。十二日のオープン戦で投げるという。・・・十年が経過しても残る被災地の痛み。万感こもる速球が痛みを少しでも忘れさせてくれたらと願う」。『春秋』、「突然、非常時に投げ出された時、周囲と思いをひとつに、再建や復興に力を尽くせるか」。『余録』、「それから10年の歳月が流れた。巨額の国費を投じた復興事業で岩手県宮城県の沿岸部は姿を一変させた。ハード面の復興はほぼ終わりを迎えつつあるともいう。では震災当時、人々が分かち合った『被災』は消え去ったのだろうか」。『天声人語』、「『災後』であるとともに『災間』であり『災前』。大震災から何年になろうとも変わらない事実である」。
 (JN) 2012年に福島へ行った時、その残骸を直接見て声がなかった。その記憶はだんだん薄れている。10年という時間尺度は人間が勝手に作ったもの。自然には全く関係ない。今はまだ記憶にあり、防災訓練などを行っているが、時は流れ用心・準備が緩んだところに突然やって来るかもしれない。記憶は確かに、そして、身体は考えなくても動くようにしたい。
#痛み
#突然の非常時
#被災
#災後災間災前

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