#果たして国民の心によみがえるのか

『#果たして国民の心によみがえるのか』<2021年3月6日(土)>
 人々が熱狂するオリンピックを『余録(210306)』は思う。「ストア派の哲学者エピクテトス古代オリンピックの観客に問いかけている。<灼熱が君らを焼きはしないか。水浴はちゃんとできるか。ぎゅうぎゅうに混んでいないか。喧噪と絶叫が君らを悩ましはしないか>。・・・多くの人々はテントで野営し、水不足で衛生状態は劣悪、競技場は密で大声が飛び交うという・・・2020東京五輪パラリンピックの海外からの観客受け入れが見送られる公算が大きくなった。・・・スポーツを軸に多様な世界が交歓する五輪の理想に照らし、大会の意義を問う声もあろう。・・・コロナ禍のリスクを封じる途方もない苦労に値する五輪の輝きは、果たして国民の心によみがえるのか」。
 (JN) オリンピック・ムーブメントの目的には、「平和でよりよい世界をつくることに貢献することにある」とある。いまコロナ禍で平和でない。この状態でオリンピックを行うことが、平和でよりよい世界をつくることに貢献するだろうか。身体能力や様々な技術をお持ちの方々の力を借りて、競技場でワクチン接種を行うワクチンピックができないだろうか。否、何としてもジミリイピックだろうか。
#オリンピック
#密で大声が飛び交う
#コロナ禍
#大会の意義
*画像は2021年3月5日の朝日新聞より。

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