#火の不始末

『#火の不始末』<2021年3月2日(火)>
 足利市での山火事に『筆洗(210301)』は思う。先ずは中米の森の火事の民話。「一滴ずつしか運べない・・・ハチドリは答えた。『それでも、ぼくは自分にできることをするよ』。・・・一時は消火活動に当たる自衛隊のヘリコプターが、か弱いハチドリに思えるほどの火と煙の勢いだった。・・・この時期、現地では赤城山からの乾燥した風が吹きつけるそうだ。・・・いったん火がつけば、知恵と技術を誇るはずの人間さえ、力なきハチドリに等しいのか。・・・出火原因はまだ分からないが、火の不始末を疑う声も出ているそうだ。『ぼく、何かできるかも』。山火事を消すハチドリは無理かもしれぬが、山で火事を決して出さぬ用心深いハチドリにはなれるだろう。それがわれわれにできる何かである」。
 (JN) 人間は命を失っていないようであるが、燃えてしまった森にはどれだけの生命があったのか。乾燥が続く関東地方、森はちょっとした火で大変なことになる。森だけではない。糸魚川市大規模火災も火は次々と家を飲んでいったことを思い出す。とにかく、火の用心である。
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