『衰退の一途をたどった社員旅行がここ数年復活・・・』

『衰退の一途をたどった社員旅行がここ数年復活のきざしを見せている』<2018年11月5日(月)>
 新聞社の「全舷(ぜんげん)」を「余録」(181105)は紹介する。「休刊日を利用して部署ごとに全員が観光地へ泊まりがけで出かけ、宴会を開いて親睦を深める」。しかし、「たまの休みに会社の行事に参加するのも、休日を返上するのと同じで気が進まない。そんな会社員が増えた。弊社の場合も全舷に出かける部署は次第に減ってきた。・・・ところが、衰退の一途をたどった社員旅行がここ数年復活のきざしを見せている。・・・社員の一体感を深めて会社への帰属意識を強めるのが狙いだ。・・・週休3日制の導入も進んできた。それでもいい仲間に恵まれた職場であれば休日の『全舷』も受け入れられるかもしれない」。
 (JN) 仲間と同じ釜の飯を食べる。夜の温泉街に仲間と出かけて痛い目に合う。仲間のいびきに四苦八苦する。20世紀の話であろうか。半強制的な研修旅行や合宿に、家族からは文句を言われながらも、楽しいんでいた。また、物好きで、忘年会旅行を計画し幹事として張り切る。いい思い出として、失敗の数々を記憶している。随分と仲間にも迷惑をかけたものである。そんなお付き合いが我が国から消えていったのは、いつ頃で、何故であったろうか。あの頃、職場の中は家族で会ったろうか。仕事の延長上にあり、人によっては辛い仕事にもなる。特に若手は奉仕活動としてこき使われた。その辺をどうにかしてゆくと、仲間の輪と和を充実させることができないでしょうか。ゆっくりではないが、仲間と温泉で温まり、仕事場の関係を温めましょう。