『私の仲間たちの生き物に対して…よいことをしてやれなかった』

『私の仲間たちの生き物に対して…よいことをしてやれなかった』<2018年11月17日(土)>
 ダーウィンは後悔している。「私の仲間たちの生き物に対して…よいことをしてやれなかった」と。『筆洗』(181117)は『ベスト・ワン事典』から紹介している。そして、世界自然保護基金が最近発表した「リポートによれば、地球が『大加速時代』に入っているのだという。人口、水やエネルギーの利用量、漁獲の量、消失した熱帯雨林の広さなど、環境に厳しい多くの要素がそろって、過去にない急な右肩上がりを示している。野生生物の急減はその結果だ。・・・これまでの不明を反省しつつ、加速すべきは危機意識だとわが身に言い聞かせる。
 (JN) 自分が生きている間に種の絶滅はどんどん続くのであろうか。身近なところで、自分が生活していく中で、生き物は本当に少なくなった。良い悪いは別にして、蠅や蚊が本当にいなくなった。昔は蝶々や蜻蛉は沢山いた。夏の蝉はもっと煩かった。蛍はどこへ消えた。昆虫はきりがない。蚯蚓土竜、蛇はどこへ行ってしまったのか。大体、土の露出がなくなった。自宅から職場までの通勤路では土を踏むことがない。自然は人工的なものに覆い隠され、息ができないのではないか。この自然破壊は気候不順に関係してくるのか。自然からどんなお返しが来ようか。人間が俺様ファーストを続けるとどうなっていくのか、わかっているけど、止まらない。