『スマホを使っているだけなのに、なんと危うい現実だろう』

スマホを使っているだけなのに、なんと危うい現実だろう』<2018年11月30日(金)>
 「スマホを落としただけなのに」『春秋』(181130)は、現在の私たちの暮らしの危うさを思う。「膨大なデータはプラットフォーマーと呼ばれるIT大手が吸い寄せ、それをまた新たなビジネスへつなげていくから肥大化するばかりだ。スマホの向こうに、あなたのすべてを知る者がいる。・・・グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾンの4社はその代表で、略して「GAFA」・・・自分に関するあれこれを見えない力に握られていることの『気持ち悪さ』も自覚しなくてはなるまい。・・・スマホを使っているだけなのに、なんと危うい現実だろう」。
 (JN) 私の個人情報は、あちらこちらのネットサービスに情報登録をしている。服は着ていても、自分の個人情報は雲の中で、裸状態なのであろうか。そして、パスワードの数もそれだけ多くあり、管理しきれない。また、このGAFAに頼り切っているので、この中のどこかが消滅したら、どうなってしまうのであろうか。今後、これらの企業はどのようになって行くのであろうか。嘗ての巨大企業が消えていったように、いずれは次の企業に追い抜かれ、世の中から忘れられて行くのか。それとも、形を変えながら成長をして行くのか。スマホを使わなくとも、私たちの情報は危ういのであろう。