『堤にまで石敷きがあるのは異例で、円筒埴輪は約七千・・・』

『堤にまで石敷きがあるのは異例で、円筒埴輪は約七千本も並ぶ計算になるという』<2018年11月24日(土)>
 「周辺部の堤に土管状の円筒埴輪がびっしり並び、精巧な石敷きがあったと分かった」。『筆洗』(181124)は、「大山(だいせん)古墳について想像力を刺激するような発表があった」と。「研究者からは桁違いの労力という声があるそうだ。・・・一日二千人が働いても古墳築造に十五年以上かかるという試算があった・・・日本最大の前方後円墳として知名度は高いが、謎は多い。・・・だれが被葬者かさえ議論がある。なぜこれほどの規模なのか。ドラマのような逸話があるのではないか。続きが知りたくなる」。
 (JN) 百舌鳥駅から直ぐのところにそれはあった。子供の時からの行きたいところでなかなか行けなかった。大阪の出張は日帰りが多く、ちょっと寄ることもできず、やっと行ったのが20年ほど前であろうか。駅を降りワクワクしながら歩いて行っていった。「おぉ〜ここか。この堀の向こうはどうなっているのだろう?」 その疑問をやっと解き明かしてくれるのか。どこまで、歴史の謎に迫れるのであろうか。この巨大な遺跡はいったい何のために、だれのためにどれだけの時間と労力をかけて造られたのであろうか。小学校の歴史クラブの時からの想いは、今も果てない。歴史を求めて歩く。