『NASAの宇宙服は、約四十年も使い回していたという』

NASAの宇宙服は、約四十年も使い回していたという』<2017年6月12日(月)>
 NASAの宇宙服は一九八一年に導入以来、使われ続けていた。それは老朽化と不足が心配されていると「筆洗」(170611)は伝える。そして服を使い続けるといえば「お下がり」の話となる。漫画家の萩尾望都さんの「お下がり」の思い出を続ける。3人姉妹真ん中のであり、自分は姉のお下がりだが、妹は新しくなり「自分だけが『お古』。ちょっぴり恨めしげ」であったと。さて、「老朽化による事故も相次いでいると聞けば、さすがにもう限界である。新型の開発が待たれる。その『おニュー』の生命維持装置をひがむような宇宙飛行士は一人もいないだろう」。
 (JN) 洋服はお古を今も来ている。子供のころは近所のお兄ちゃんのものが回ってきた。学生服もお古であった。昔は別にそれでよかった。子供たちが成長する中か、長男が使ったものを次男が着るが、やはり萩尾望都さんと同様に、次男は不服であったようだ。今、私は父親のものや、子供たちのお古を私が着ている。子供のは若いセンスがいい。でも、洋服は使えればお古で十分だが、宇宙服が40年もお下がりを続けていたとは驚きである。世の中はビンテージものが尊ばれるが、これは命にかかわるものである。ここは経費をかけて新しいものを開発願いたい。