『連敗は13で止まったが、1点差での勝利だ。戦力の・・・』

『連敗は13で止まったが、1点差での勝利だ。戦力の冷徹な分析こそ、浮上のカギとなるだろう。』<2017年6月10日(土)>
 巨人軍の連敗記録について、「春秋」(170610)は語る。米国や英国の「世界的なニュースの陰に隠れてはいるが、こちらも一大事だ。プロ野球の巨人軍が1975年に記録した球団史上ワーストの11連敗を更新してしまった」と。その原因は、「総合電機メーカーの衰退とか、百貨店の不振といった流れとも共通項がありそうだ。巨砲よろしく事業部や店舗を並べ経営資源を注ぐが、小回りがきかず変化に取り残される図か。『負けに不思議の負けなし』との格言もある」という。
 (JN) 生まれた時からのジャイアンツファン、青年期から現在まで、正力と読売の行動への反発を持ちながらも、ジャイアンツとベルディーの応援がやめられない。あの最悪の長嶋ジャイアンツ初年度は、辛い年であったが、なぜか未来への希望があった。今のジャイアンツはどうであろうか。ここ数年、プロ野球中継を見ることがなく、素人解説もできない状態である。「春秋」で述べているように体制に問題があろうか。常に勝ちを求められ、目先の勝利のための組織になっているのか。長期育成計画はどうなのだろうか。これを変えるためにファンが行動できることは何か。態度で示すしかないか。球場へ行かない、応援しない、読売・報知新聞を買わない。否、それは投票放棄と同じかもしれない。プロ野球大好きの人たちは、野球場へ行き、ただ応援するのではなく、正確な批判を声にすることである。