『憲法改正草案Q&A、臨時国会の召集要求権を少数者の権利として定めた以上、きちんと召集されるのは当然である』<2017年6月24日(土)>
「政治家は、曲芸師である」「政治家は、実際にやることとは逆のことを言って、バランスをとるのだ」。「筆洗」(170624)は、フランスのモーリス・バレスの言葉を紹介する。そして、「わが国の首相も、この手の曲芸の腕はかなりのものだろう」。憲法改正案では、臨時国会召集に当たり、「<要求があった日から二十日以内に臨時国会が召集されなければならない>。「臨時国会の召集要求権を少数者の権利として定めた以上、きちんと召集されるのは当然である」という意見が、大勢でした>。そんな見識もドロンと消えた。曲芸だけでなく、手品も得意らしい」。
(JN) 目的のためには手段を択ばず、やってしまったのが今回の国会の閉幕である。辻褄など合わなくてよい。やることをやってしまう。論理ではなく、印象に訴え、問題があってもしらばくれるか、誰かを犠牲にして、押し通した。曲芸と言うより、主役が大根役者を演じての芸当である。違う題名でまた同じことをお友達キャストで、次回の公演がはじまるのであろうか。自民党にはもっと良い役者がいるだろうに、なぜにこのままなのか。早く、舞台の上に出てこい。