『売れ残りのクマのぬいぐるみが、世界中の子どもたちを・・・』

『売れ残りのクマのぬいぐるみが、世界中の子どもたちをわくわくさせ続ける贈り物となった』<2017年6月30日(金)>
 『くまのパディントン』のマイケル・ボンドさんが91歳でなくなった。『筆洗』(170630)はパディントンtの出会いを伝える。「家路を急ぐ彼の目に、売れ残って店先にぽつんと置かれたクマのぬいぐるみが、飛び込んできた。ボンドさんは、妻への贈り物として買い、自宅近くの駅にちなんでパディントンと名付けた」。ボンドさんは「戦時中、空襲を逃れるために親元を離れ、スーツケース一つ子どもたちの姿だ。そうして生まれたのが、名作『くまのパディントン』。スーツケース一つ持ち、ひとりぼっちで未知の国にやってきた」。
 (JN) こういった本は私とは全く縁のないものであるが、なぜか写真がある。2012年にお会いしてるようである。どこかのデパートで展示会をしたところへ、妻に引っ張られて行ったのだったか。クマのような恐ろしい動物のどこがかわいいのか。山道でクマに出会ったら、命がけで逃げるしかない。パディントンも大きかったらびっくりするだろうか。でも、そんなクマさんが人気シリーズになるところが、タイミングと発想であろうか。自分なら家路を急いでいるときにぬいぐるみなど目に入らぬだろうし、妻への土産などと言う発想はなかろう。ボンドさん、そちらの世界でも、パディントンと一緒でしょうか。ご冥福を祈ります。