#バスが来ましたよ

『#バスが来ましたよ』<2021年4月1日(木)>
 小さな親切のリレーを『天声人語(210401)』は紹介する。和歌山市役所に勤める山崎浩敬さん(59)は目が見えない。バスの乗り降りは大変である。十年前にバス停で「バスが来ましたよ」、そんな声をかけられた。腰のあたりを指でチョンとつつき、ドアまで導いてくれる。「座れせてあげて下さい」と席の確保まで。その子が卒業すると、妹や後輩が誘導役を継いでくれた。山﨑さんは感謝の念を昨秋、作文につづった。全国信用組合中央協会のコンクールで大賞に。「小さな親切のリレーで、退職まで何とか頑張れそうです」。きょうから新年度。初めての駅や初めてのバス停に立つ方もおられよう。コロナのせいで人と人が隔たり、言葉をかけ合いにくい状況は続くけれど、だれもが孤立しない一年であってほしい。
 (JN) 日本の教育に文句を言ってもしかたがないが、私たちは教育環境においても、障がいを持つ人々と隔たりを持っていたため、コミュニケーションができない者が多い。私もだ。新年度、少しずつでも、私たちは隔たりを縮めたい。
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