#わが国で博物館に置いてある機械

『#わが国で博物館に置いてある機械』<2021年4月15日(木)>
 河野太郎行政改革担当相が霞が関の全省庁で、ファクシミリの廃止を目指す考えを打ち出している。これについて【編集日記(福島民友新聞/210415)】は思う。<テレワークの阻害要因になっている>。電子メールに切り替え、受信した文書の確認のため、わざわざ登庁する職員をなくすという。確かに職場に出向き、受信した文書を確認する人は多い。河野氏はある国の大使から<わが国で博物館に置いてある機械が、日本では現役で使われている>と揶揄されたエピソードを記者会見で紹介した。心を込めた直筆の文書や絵を簡単に送ることができる。最近は受信した文書をパソコンやスマホに転送し、自宅などで読むことも可能だ。時代に合った活躍の場はまだあるだろう。
 (JN) パソコンやスマートフォンが自由に使えぬ者には、ファクシミリは有難い。受信側が工夫すれば、テレワークで対応できる。そこの対応が問題だ。そもそも、そんなことは大臣の係ることではない。行政改革は何ぞや。それをきちんと理解し説明をして行くことが大臣の任務だ。未来を変えるためには、博物館入りは、その縦割りと前例主義だ。
#直筆
#活躍の場

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