#科学や技術の光で世の隅々を照らす名門企業

『#科学や技術の光で世の隅々を照らす名門企業』<2021年4月16日(金)>
 危機が終わらない東芝に『筆洗(210416)』は思う。電気で動くかつお節けずり器、機械式のハエたたきも思いついた。商品にはならなかった。昭和三十年代だろう。会長の石坂泰三は、家庭電気器具のブームを予見し、新製品開発の号令を発していた。この当時、家電などで日本初となる機器を次々に世に送り出している。「物言う株主」の厳しい要求や下からの不満の声、ライバル勢力との争い…。不正会計の発覚に始まり、原子力事業をめぐる巨額損失、債務超過などときて、物言う株主らの力を得ての再建の途上、今回の内紛だ。「潮満ちわたれ/科学の恵み/わが生む潮/都会に村に」と社歌にある。科学や技術の光で世の隅々を照らす名門企業のイメージ。また前面に出るのはいつか。
 (JN) 「ひかるひかる東芝」。今は「堕ちる堕ちる東芝」となっている。あの輝きはどこへ行ってしまったのか。日本イケイケの時期、「走る走る東芝」は巨大化しただろう。太り走れなくなり、内臓不調、動脈硬化、悪性腫瘍、脳梗塞等々。寿命か。健康を取り戻し甦るか。点滴程度ではなく、大手術か。新体制が本当に新体制にならないと、治せまい。
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