#スケアクロウ

『#スケアクロウ』<2021年4月13日(火)>
 カラスによる農作物被害に『雷鳴抄(下野新聞/210413)』は思う。英語でクロウ、かかしはカラスを怖がらせるとの意味でスケアクロウ。ただ、相手は賢い。かかしぐらいで追い払えない。生ごみをあさり、群れて市街地に大量のふんを落とし、収穫間近の農作物を食い荒らす。学術的根拠にのっとった被害対策を手掛けるのが、宇都宮市ベンチャー企業「クロウラボ」代表の塚原直樹さんだ。宇都宮大在学中からの研究成果をまとめた新書「カラスをだます」を出版した。「記憶力はいいが、鼻が悪いし臆病。そんなに恐れる必要はない」と笑う。訴えるのは「カラスとの共存」。「人が無自覚に餌付けして個体数を増やしている」と塚原さん。ごみ出しルールをみんなで守り、廃棄野菜を放置しない。何よりカラスを知ることが、被害を減らす確かな一歩になる。
 (JN) 街中での身近な鳥の一つ、カラス。ハトやスズメと違い、それに比べて大きく黒い。あれが白かったり、きれいな色だったら、私たちはどんな対応を取っていてであろうか。もっと早く共存を考えていたであろうか。これからの専門家の助言はどうなって行くか。それは別として、かかしは残しておきたい。
#カラス
#鳥獣被害
#共存
#かかし

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