#酒との適度な「距離」

『#酒との適度な「距離」』<2021年4月18日(日)>
 家飲みが増えて業務用酒の消費が低迷、【いばらき春秋(茨城新聞/210418)】は酒とのつきあいを思う。福沢諭吉1860年に遣米使節の一員として渡航した際にビールと出合い、大のビール党になった。伊藤博文鹿鳴館に外交官や国賓を招き、ビールを飲みながら付き合いを深めた。夏目漱石は「吾輩は猫である」に、主人公の猫がビールを飲む様子を書いた。酒は、ビールに限らず好きなものを好きに飲めばいい。ただし、コロナ感染防止にソーシャルディスタンスを保つことが重要なように、酒を百薬の長、明日への活力源とするには適度な「距離」を維持することが大切だが、つい「密」になり、感染ならぬ二日酔いを招いてしまう。
 (JN) 夕食を家でとるのが当たり前になった1年である。酒好きで、必ずと行って良いほど、帰宅前に街中で飲んでいた友人から、ついに「1年間、自宅で妻と一緒に夕食を食べた」との連絡があった。素晴らしい。これからはどうなろうか。酒の魅力は、凶器でもある。それは人を狂気にさせる。酒との距離をどうすべきか。何所で飲もうと、自分と他者の心身に気を付けて飲みたい。
#家飲み
#二日酔い

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