#役所の常識は、世の中の非常識か

『#役所の常識は、世の中の非常識か』<2021年4月3日(土)>
 自民党幹部が「これで総務省の接待問題は幕引きだ」と。これについて『河北春秋(210403)』は思う。「官官接待」が全国で問題になったのは四半世紀前。宮城県庁では食糧費を使った懇談会が実際には開かれていなかったり、カラ出張で裏金が作られた。使われた血税は利子分も含め約9億円。管理職全員による返済を1996年に始め、終わったのは2003年。浅野史郎宮城知事はこんなことを言っている。「役所の常識は、世の中の非常識」。2021年度予算が成立し、国会論戦がヤマを越え、官僚たちは平気でうそをつき、ばれたら「記憶にない」と。菅義偉首相の長男正剛氏の関与を中心に「菅官接待」への疑問は置き去りに。官庁は「常識」を押し通すつもりだろうか。
 (JN) このままでは永田町と霞が関はどうなってしまうのか。国を動かす者に緊張感がない。緩み切ったこの体制には、10年以内での常に政権交代を起こさせる国民の能力が必要だ。役所の常識と世の中の常識を少しでも近づける努力を国民は惜しんではならない。
#記憶にない
#長男正剛
#菅官接待
*画像は、2021年2月24日、朝日新聞

f:id:morningstar:20210224192229j:plain