#策を練り知恵を絞れば

『#策を練り知恵を絞れば』<2021年4月24日(土)>
 ついに交通事故死亡者ゼロ人。これに『水や空(210423/長崎新聞)』は思う。1950年代「三種の神器」が豊かさのシンボルになった。白黒テレビ、洗濯機、冷蔵庫を指す。60年代半ば、「3C」がこれに代わった。カラーテレビ、クーラー、カー(自家用車)。「カー」は「交通戦争」をもたらした。交通事故で亡くなる人は、70年に全国で1万6700人を超えたが、ここ20年ほどは減る傾向にあって、昨年は全国で初めて3千人を割り込み。そしてとうとう、今月8日、交通事故で死亡した人が全国で1人もいなかったという。統計を取り始めて半世紀を超えるが、初めてのことらしい「戦争」と呼ばれた時代から一つ一つ、安全の策を積み上げてこその「ゼロ」だろう。策を練り、知恵を絞れば、こうした不幸な事故もきっと…。地道な「一つ一つ」を絶やすまい。
 (JN) 半世紀前、空気や川は汚れ、道路は自動車の天下であった。自動車が優先、道路拡張でも歩道より車道優先、横断歩道橋の設置。交通事故死亡者がゼロなど想像できない現状から、実現へ。更にゼロを増やしてほしい。それは自動車の改善とともに運転者の自覚である。それは最近の自転車の乗り方にも言いたい。幼い者から老人まで、皆の命を守る努力を続けよう。
#交通事故死亡者
#3C
#交通戦争
#安全の策

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