『地域の公衆衛生を担う大切な役所』<2020年9月6日(日)>
コロナ禍、保健所の人手不足を『天声人語(200906)』は思う。保健所は戦前からあったが、敗戦直後の米占領軍のクロフォード・サムス大佐は公衆衛生の充実のために、改革を行った。「杉並に最初のモデル保健所を開く。・・・地域の公衆衛生を担う大切な役所であるべきだ。そう説いて各地に同様に施設を増やす。サムス大佐が帰国すると、たちまち人員も予算も削られた。・・・近年では1994年の法改正・・・保健所の統廃合が進む。・・・法改正前のほぼ半数だ。そこに新型コロナが襲いかかった・・・保健所がこれほど注目を浴びるのは占領期以来かもしれない。ふだん地味であっても、いまだからこそ、その大切さとありがたさが痛いほど身にしみる」。
(JN) このコロナ禍まで保健所について、考えたことがなかった。保健所とは何をするところだろうか。遥か昔に大学受験で健康診断に行ったが、それ以来関係がないだろうか。あの頃は、保健所が身近にあり、目に見えていたが、随分と数が少なくなった。コロナ禍で、人員不足は加速化している。国は、今後をどう考えているのか。
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