『安倍さん抜きの安倍政権』

『安倍さん抜きの安倍政権』<2020年9月17日(木)>
 各紙、菅首相を思う。『春秋』は「第99代首相・・・心身を鍛えるために打ち込んだのが空手だった・・・空手に先手なし、空手に私闘なし、と先人が説く・・・愛なき力は暴力に堕す、ともいう。空手家宰相には申し上げるまでもない。『天声人語』は「『粛々と進める』は主に沖縄・辺野古への米軍基地移設の話で用いられた・・・本土とは異なる沖縄の人たちの辛苦を思い、問題に向き合った政治家はかつての自民党にはいた。新首相の師である故梶山清六さんもその一人なのだが」。『余禄』は「掲げるのはコロナ対応に加え規制改革、デジタル庁新設、携帯料金値下げ――などなどだ。各分野の新閣僚を見れば『仕事』重視の人事というのにうそはなかろう。ただその『仕事』の首尾を示すのに与えられた時間はそう多くない」。『筆洗』は「どうも『安倍さん抜きの安倍政権』の印象である。菅さんのしたい政治の輪郭がおぼろげなのである。未知数の指導力と発信力。浮かんでくるのは無難という言葉だが、それで乗り切れるほど甘い時代ではなかろう」。
 (JN) 上司や配下の功績は私の功績という御仁、それは構わないので、当たり前の「国民のため」に精を尽くしてください。間違ってももみ消しなどで、犠牲者を出さないでください。
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#空手
#粛々と進める
#無難
#国民のため
(画像は、2020年9月17日の朝日新聞朝刊より)

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