『どちらを向いて進んでいくのか』

『どちらを向いて進んでいくのか』<2020年9月15日(火)>
 本日は多く新聞が菅自民党総裁について述べている。『春秋』は高齢者給付負担の見直しを思う。菅氏の世代、団塊世代が2025年に全員が75歳以上となる。「痛みを伴う改革を同じ世代を含めた国民に納得してもらうために、どんな手立てが必要か」。『余録』は、「忠臣」役に「帝王学」の用意はあるのか。「『安倍政権の継承が使命』と語る菅氏だが、創業にもまして守成――成果を守ることの難しさを説いた太宗の帝王学だった」。『筆洗』は、「心配なのは、政策ばかりか、説明不足や弱者への目配り不足といった本家の悪い『クセ』まで似せようとしてはいないかという点である。安倍政権の過ちは改め、物まねでなく自身の政治カラーを打ち立てたい」。
 (JN) どちらを向いて進んでいくのか。独自の方針がなければ、軽快に右に左に動きができようか。しかし、器用に問題に対応できようか。もし首相となると、自分の能力より、閣僚の能力が問題となる。1年間の期間か、数か月かわからぬ内閣だが、前首相の問題事項を有耶無耶にしながら、自分の内閣を守ることに一生懸命で、国民のことが二の次にならぬように願う。
#説明不足
#弱者への目配り不足
#安倍政権の継承

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