『いつまでも円安頼みでは困る』

『いつまでも円安頼みでは困る』<2020年9月22日(火)>
 35年前の本日を『余録(200922)』思い出す。「プラザ合意」が成立した日だ。竹下登る蔵相は記者や経済人の目をくらましてニューヨークに向かった。この合意により日本は「その後は翻弄され続けた。円高が想定以上に進み、大幅な金融緩和を余儀なくされた。・・・露骨にドル安を求めてきたのはトランプ米大統領・・・トランプ氏がドル安を口にするたびに安倍政権は肝を冷やした。・・・円高が進みそうになると、官房長官だった菅義偉氏が市場をけん制する発言を繰り返した。・・・だが、いつまでも円安頼みでは困る。・・・多くの働く人には十分還元されず、賃金も消費も伸び悩んだ。円安で景気が回復したように見せる『目くらまし』は使わず、それこそ国民のために働いてほしい新内閣である」。
 (JN) 国が行う経済政策は一時的に効果が出る場合がある。一時的な「目くらまし」にはなるが、商品経済の流通の中で、商品の高低をコントロールし続けることは難しい。商品経済はその姿なきものに価格を与え、民を翻弄する。お友達内閣はお友達経済政策で国民を翻弄する。さて、国民のための新内閣、その国民のために何ができるか、お待ちしています。
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