『人の世と像の相性』

『人の世と像の相性』<2020年9月28日(月)>
 「ナゼそこに?ポツンと日本人?」『春秋(200928)』はブルガリアのプロブディフ市の公園の桃太郎像に思う。「姉妹都市縁組の20周年を記念し、岡山市から1992年に贈られたという。・・・友好関係の永続を願い、また、偉人の功績を将来に伝えようと建立される像だが、受難の話・・・強制的に倒されたり、撤去を求められたりするケースが相次いだ。・・・実在の傑物より、桃太郎のごとき、おとぎ話の主人公の像の方が差し障りなく、長く親しまれるかもしれない。いや待てよ。『彼は一方的な略奪者』なんて意見が出てこないとも限らない。人の世と像の相性、あまりよくないようだ」。
 (JN) 過去は現在によって解釈される。不都合な歴史は変えられたり、無くなったり、愚かなことである。そこにある人物像はそこの歴史であり、記録である。改ざん、紛失、抹消をしてはならないと思いませんか。あなたの町には過去の業績を讃えての像がありませんか。そこから自分の町を知りましょう。壊すより、過去を知ろう。
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#ポツンと日本人

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