『最高裁は党利党略を実現する道具ではない』

最高裁は党利党略を実現する道具ではない』<2020年9月29日(火)>
 「ザ・ナイン」の新メンバーに『余録(200929)』は思う。「三権のメンバーが連邦議事堂に集う大統領の一般教書演説のとき・・・全員が起立して大統領に拍手を送る場面でも黙して座したまま・・・その威厳を吹き飛ばす事態である。・・・大統領選の結果次第で法廷闘争になることを想定し、共和党に有利な体制にする狙いという・・・とはいえ判事は大統領の意のままにはならない。人工妊娠中絶の合憲判決は保守派判事も支持した。2000年大統領選でフロリダ州の再集計を退け共和党のブッシュ氏を勝利に導いた判決では保守派判事が異論をはさんだ・・・最高裁は党利党略を実現する道具ではない。それを一番わかっているのも最高裁だろう」。
 (JN) 私利私欲の塊に見えてしまうトランプ大統領だが、民主主義において選ばれている。民主主義は公正であることを基本としているはずである。それが怪しいか否か、ジャッジする司法のメンバー。これを指名するのがこの大統領ゆえ、怪しく思ってしまう。さて、政治社会の善は貫けるのだろうか。
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