『男女平等度で世界百十何位が常連の国は、・・・』

『男女平等度で世界百十何位が常連の国は、「どうして?」が全然、足りない』<2019年1月4日(金)>
 「2012年、草の根運動「Let Toys Be Toys」(おもちゃはおもちゃのままで)が全英で始まった」。『余録』(190104)は「おもちゃに選ばれる権利、子どもに選ぶ権利を戻してあげようという運動」を紹介する。「ピンク組と青組に色分けする慣習は想像以上に罪深い。将来の職業選択にも影響するという。・・・英国工学技術学会が警鐘を鳴らす。東京都内の百貨店をのぞいてみた。1歳児が『形』を学ぶブロックセットも『初めての顕微鏡』も、青い箱に男の子の写真が。・・・海外で『革命』を促したのは、親たちからの『どうして?』だった。男女平等度で世界百十何位が常連の国は、『どうして?』が全然、足りない」。
 (JN) 子供の日は一つだが、実際はどうなのだろうか。なぜ、5月5日は休日で、3月3日はそうでないの。なぜ、ある医大は女性を入学させるのを抑えようとしたのか。「男女共同参画」って何? その内閣は何? どうして女性の閣僚が少ないの? 女性のお友達が少ないの? 「どうして?」と問うことが少ない。当たり前で気にしていない。そう決まっているでしょう。これは伝統である。男は男、女は女であると定めてきた。これは、なぜでしょう。なぜ、そうしなければならなかったのか。子供のころは、そんなことを考えることもなく、玩具を与えられ、それで遊ぶようになる。疑問に思う必要もなく、そのまま学校を出て、仕事に就く。どうも、我が国の人々は、決められたことを鵜呑みにして、従っているようである。「どうして?」