火の扱い 260105

 スイスでの火災事故に『筆洗260104』は思う▼。少なくとも約40人が死亡し、100人を超える人が負傷している。新年早々「スイス史上最悪の悲劇の一つ」(パルムラン大統領)とは痛ましい▼火災直前に撮影されたという映像を危なっかしい思いで見つめる。若者らがシャンパンのボトルを高く掲げているが、ボトルの先には、火を高く噴き上げる花火のようなものが付いている▼「シャンパスパークル」などと呼ばれるもの、この火が天井に燃え移ったのではないかとの見方が出ている▼新年のお祝いに少々浮かれ、お酒も入っていただろうが、やはり危険な火遊びと言わざるを得ない。細心の注意を払いたい火の扱いである。あくまでも俗信ながら火事の増えるという「ひのえうま」の年でもある。
 火は明り、料理、儀式に欠かせない。また、様々な場面で人に力を与えている。しかし、その扱いを疎かにすると、惨事が待っている。昨年、どれだけ、世界中で火災により悲しい思いをしたことか。まだ冬は続く、くれぐれも火の扱いには注意していきたい。人のすることに事故はつきものであるから、二重三重の対策が欲しい。