2026-07-01から1ヶ月間の記事一覧

人に強いられたセミの「夜鳴き」 26/7/30

人間による他の生き物の生態異変を『筆洗/26/7/26』は思う▼北米などに生息するサンショクツバメの羽がだんだん短くなっている▼このツバメは高速道路の橋桁や道路脇などに巣を作るので、どうしても車の事故に遭いやすい。車との衝突を避けるには小回りの利く…

熊本にごく普通の夏が一日も早く帰ってくることを心から祈る 26/7/29

昨日の熊本県熊本地方を震源とする地震『筆洗/26/7/29』を思う▼震度は7が最も大きい▼宇城市などで震度7を観測。2016年4月にやはり震度7を記録した熊本地震が発生。ようやく、その傷も薄れてきたというところに再びの震度7▼気がかりなのはこれから。10年前は…

つける薬はあるだろうか 26/7/28

昭和101年に『小社会/26/7/27』は思う。わが家の常備薬「ムヒ」、発売から100年もの歴史がある。最も長く市販されている虫さされかゆみ止めブランドとして、ギネス世界記録に認定。商品名は、他に比べるものがないことを指す「無比」に由来すると。ことしは…

ぼくたちは いつまで のっていられるの? 26/7/27

昨年出版された「ある星の汽車」に『小社会/26/7/22』は思う。物語の舞台はたくさんの動物が乗り合わせた夜汽車。同乗した男の子は動物と会話して親しくなる。しかし、仲良くなった動物は次々と降りてしまう。「1681」の駅でモーリシャスドードー、オオ…

都合の悪いことはヌルヌルと逃げる政治 26/7/26

土用の丑の日に『小社会/26/7/26』は国会を思う。落語の「素人鰻」は明治の世、士族の商法で鰻屋を始めた元旗本。ヌルヌルと逃げる鰻をつかもうと、客を置き去りにだんだん店の外へ。「どこへ行くの?」「鰻に聞いてくれ!」。ことしは国会閉幕の翌日。迷走…

眠らない運転手が国のハンドルを握り 26/7/25

高市首相の睡眠時間に『筆洗/26/7/23』は思う▼ナポレオンは3時間しか寝なかった▼夜に寝るのは3時間だとしても、昼寝や短い睡眠を取り、合計すれば、7時間ほどは眠っていたのではないかという研究もある▼高市首相は首相就任以来「0~3時間睡眠が常態化」して…

3分間あったら何ができるだろうか 26/7/24

ウルトラマン放送開始から今年が60年という節目に『いばらき春秋/26/7/20』は思う▼3分間あったら何ができるだろうか。彼なら地球を救ってくれる▼4歳児が「ウルトラの父がいる、ウルトラの母がいる、そしてタロウが…」と歌う。50年以上前の主題歌を今なぜ▼全…

休み明けの提出物は創造、クリエイトな物 26/7/23

いよいよ夏休み、『大観小観/26/7/19』は夏休みの宿題に思う▼日本の大半の小中高校の夏休みは7月20日前後―8月末ごろの約6週間だ▼スウェーデンは6月13日―8月16日と期間は10週間前後。オランダでは北部地域(7月4日―8月16日)中部地域(7月18日―8月3…

元気に歩きたい者は階段を行け 26/7/22

全国の鉄道事業者58社・局がエスカレーターの安全利用を呼びかけるキャンペーン「歩かず立ち止まろう」に『国原譜/26/7/18』は思う。近年、エスカレーター内での転倒や接触の事例が多発しているため、2列利用の場合でも片側を空けない利用が呼びかけられてい…

八咫烏たちはどれだけシャツを汗まみれにできるか 26/7/21

サッカーワールドカップの閉幕に『筆洗/26/7/21』は思う▼メッシ率いるアルゼンチン、圧倒的な組織力を見せたスペインを相手に最後まで粘りに粘った▼カボベルデの奮闘、米国選手へのレッドカードを覆そうとしたトランプ米大統領の介入など何かと話題の多い大…

そもそもどんな日本にしたくてこれにこだわっているのだろう 26/7/20

国旗損壊罪法に『北斗星/26/7/14』は故眉村卓の「ねらわれた学園」を思い出したと▼新たに生徒会長に選ばれた女子生徒が、校則違反が目立ち風紀が乱れているとして校内パトロールを始めた▼集団生活を送る上で一定のルールが課せられるのは理解できるとしても…

昨日のメモー都響定演 26/7/19

昨日、炎天下都心に向かった。列車を出ると、眼鏡が曇るような蒸し暑さ、軽く昼食をすませて、東京芸術劇場コンサートホールに向かった。東京都交響楽団定期演奏会、指揮は、スザンナ・マルッキ、良い時間を過ごした。曲目は以下の通り。(1)デュカス:歌…

夏の旅の風情はいま、この暑さと物価高でかすみつつある 26/7/18

夏休みの過ごし方を『空や水/26/7/15』は思う▲丸谷才一さんの一句〈軽井沢も暑いと聞いて満足す〉。避暑地にバカンスに行っても、そうかそうか、暑いだけか。行きたくても行けない人ほど、にんまりしたくなるものだろう▲涼しい避暑地に行けるなんて…と、近年…

人生は人とのつながりで成り立つ 26/7/17

世界人口デー(7月11日)に『有明抄/26/7/11』は思う◆知り合いを6人たどれば世界中の人とつながる「6次の隔たり」という理論がある。友達の友達はみな友達。人は意外な形でつながっている◆タレントの萩本欽一さんは人との距離について「縮まる空気をつくると…

朝食は熱中症予防の「切り札」とか 26/7/16

朝食の「ごはん」に『有明抄/26/7/9』は思う◆食卓に並ぶものを「ごはん」といい、「めし」ともいう。江戸のむかし、「ごはん」と呼ばれるのは炊きたての白米だけだったという◆長屋で「ごはん」を炊くのは朝1回だけ。準備は亭主の役目だった。「おっかあ、お…

あの「鳥」は万が一のときに 26/7/15

「はやぶさ2」が小惑星「トリフネ」に超高速で接近しながら、観測する「フライバイ」に成功したことに『筆洗/26/7/8』は思う▼チベットの鳥の民話。飲まず食わずで山の中を歩いていた猟師がきれいな川。葉っぱのカップで水を飲もうとするカラスが飛んできて、…

瀬戸内海の透明度の復活 26/7/14

岡山県水産研究所の前身の水産試験場の1902(明治35)年から戦中までの業務報告書からわかったことに『滴一滴/26/7/8』は思う▼比較可能な18(大正7)~43(昭和18)年で、岡山、香川県に挟まれた備讃瀬戸の同じ箇所で透明度を比べた▼すると現在は、100年前の…

教団の解散で全てが終わるのではない 26/7/13

7月8日の西大寺で『日報抄/26/7/8』は思う▼安倍晋三元首相が銃撃されてから4年▼駅前はロータリーに整備され、記憶にある景色とまるで違う▼銃撃事件を機に、自民党との接点が表面化した旧統一教会を巡っては、解散を命じた判断が先月、最高裁で確定。約50年に…

脳にはぼんやりとした安静時にも活発に働く領域があるという 26/7/12

良いアイデアが全く浮かぶ気配がないときにどうすると『日報抄/26/7/6』▼マックス・ウェーバーは、良い着想が降りてくるのは、それを期待していないときと▼欧陽脩は、文章を書く際に良い考えが浮かぶタイミングは「三上」の馬上、枕上、厠上と▼脳には勉強や…

トランプ米大統領は「ペレ」? 26/7/11

米国選手のレッドカードがなぜか事実上の撤回となった一件に『筆洗/26/7/7』を思う▼トランプ米大統領に「ペレ」というあだ名がある▼大統領のゴルフの「悪い癖」からその名が付いた。ボールが打ちにくい場所にあるとトランプさん、恥知らずにもボールを蹴って…

忙しいと言いつつ、文庫本を手にするぐらいの時間は1日の中に結構あるものだ 26/7/10

毎年いまの時期に、書店で手に取るのを楽しみにしている小さな冊子があると『北斗星/26/7/5』▼夏恒例の「文庫本フェア」▼先駆けとなった「新潮文庫の100冊」が始まり、今年でちょうど50年。新潮社のサイトによると、時間がたっぷりとある夏休み、中高生や…

人間が安全に過ごせる限界に近づいている 26/7/9

危険な蒸し暑い日に『談話室/26/7/5』は思う▼暑中見舞いの時候の挨拶は「猛暑」「炎暑」「大暑」と汗が噴き出しそうな文字が目につく。異様な暑さが続く近年は、その字により実感がこもる▼山形市で1933年7月25日に観測された40.8度は、74年間にわたって国内…

ジョーク「米国のトランプ大統領、副大統領、国防長官が乗った飛行機が墜落した。助かったのは誰か?」 26/7/8

民主主義に背を向けるトランプ氏に『水や空/26/7/4』は思う▲「米国のトランプ大統領、副大統領、国防長官が乗った飛行機が墜落した。助かったのは誰か?」。答えは「米国民」(早坂隆「世界はジョークで出来ている」)▲米国が独立を宣言して250年。「三権分…

ぼくはくまなんだ 26/7/7

人と自然の関係に『日報抄/26/7/4』は思う▼絵本「ぼくはくまのままでいたかったのに…」の主人公のクマは、冬眠中に森の開発が進み、春に洞穴を出ると周囲が工場に▼工場の幹部はクマを「ひげもそらないなまけもの」と決めつけ働かせる。クマはあきらめ顔で慣…

命との付き合いであること 26/7/6

猫と関係に『小社会/26/7/2』は思う。古今東西の小説家は動物好きと。作家の浅田次郎さんは随筆でそんな仮説を。特に猫は深夜の執筆の孤独を救ってくれると。先日は20年近く前に迷い込んできた猫との生活が載っていた。「夕食時には、専用の椅子にちょこんと…

この先は気温が高い見込みという 26/7/5

国内の1カ月予報に『小社会/26/7/3』は思う。欧州全域に記録的な熱波が襲来。フランス在住の作家でアーティストの辻仁成さんも「さすがに40度を超えると、エアコンなしでは息をするのも苦しい」。スペインでは熱波で既に千人以上が死亡したといわれる。日本…

「飲むほどに渇く」から「もったいない」へ 26/7/4

「食品ロス」の問題を『水や空/26/7/2』は思う▲ショーペンハウアーは〈富は海水に似ている。飲むほどに渇く〉と▲「飽食の時代」が、1990年代まで続いた日本経済はそれから急勾配の坂を下る▲飽食も幕を下ろした…はずだったが、「飲むほどに渇く」食生活から急…

今年が60年に一度の丙午の年に当たる 26/7/3

最新の4月分の速報数での全国の出生数に『日報抄/26/7/2』は思う▼厚生労働省が毎月発表する人口動態統計の速報を見る限り、これまでのところ迷信の影響はみられない。何やら想定外の状況ともいえる▼全国の出生数は5万9260人で、減るどころか単月では昨年や一…

ビートルズとは永遠である 26/7/1

来日60年のビートルズを『天声人語/26/6/30』は思う▼320万年前の化石人骨「ルーシー」が発見された際、研究者たちはビートルズ「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイヤモンド」を聞いていたとか▼来日当時を振り返るリンゴスター。「日本人というのは時…

高市早苗首相の手腕は 26/7/1

2026年も早くも半年間、『国原譜/26/7/1』は日本経済の先を思う。国内では、数年前から続く物価高騰に歯止めがかからない。イラン攻撃の影響による材料費高騰などもあり、1日からパンや即席麺など2500品目以上の食料品が一斉に値上げとなる。さらに、円相場…