「いちばん重い任務」を担う人たちを守らなければ 260310

 小・中・特支の教員の勤務環境を『筆洗/260308』は思う▼ケストナーの児童文学『動物会議』(1949年)は動物がいつまでも戦争をやめようとしない人間に腹を立てる。動物たちは人間の子どもを全員連れ去る。子どもが大切なら自分たちの主張を聞き入れてと▼動物たちの願いはかなう。国々は「永久の平和条約」を締結。「国境はもはや存在しない」。「軍隊、銃砲、爆弾はすべてなくす。戦争は行われない」▼こんな条文もある。「今後いちばんよい待遇を受ける役人は教育者とする」▼文部科学省によると2025年度の始業日に全体の8・8%に当たる2828校で計4317人の教員を計画通りに配置することができなかった▼4年前の調査からさらに悪化▼「いちばん重い任務」を担う人たちを守らなければ。
 学校現場はなぜそんなに忙しくなったのか。なぜ、もっと教員と児童生徒たちが接する時間を多くできないのか。教育現場とは関係のない当方が勝手に思う。とにかく、現場の教員には教育の時間と自己学習の時間を与えることだ。雑務処理に助手を多数置くべきである。その予算は未来の日本や世界の発展のための投資である。行政はその予算をつくりだすべきであり、立法がそれを決めるべきである。また、時間に余裕のある高齢者や教員を目指す大学生をもっと活用すべきである。