『先生に、「休養日」推進などの対策に乗り出したのも、・・・』

『先生に、「休養日」推進などの対策に乗り出したのも、現場の苦悩を物語っている』
 「春秋」(日経/16/6/8)は、部活の負担を考える。「どこの学校でもいよいよ盛んだ。早朝や放課後、さらに土日も夏休みも冬休みも……という具合だから、生徒も大変だが顧問教員の負担は相当に重い文部科学省がかねて指針にあった「休養日」推進などの対策に乗り出したのも、現場の苦悩を物語っている。就活の学生からも敬遠され、教育界は人材をどんどん逃すことになりかねない」と。
 小中高校の教員は、教室での指導だけが仕事ではない。子供の成長の過程を保護者以上に、子どもたちを過ごし、その子供たちに大きない影響を与える。24時間、子供たちの姿が見えなくとも、その責任を持つ。それが教員である。然れど、社会や保護者との関係で、教員に負担がかかるばかりである。これは、休日の部活を少なくすることで、改善される問題ではなかろうが、とにかく、教員はもっと自由と時間を与える方法を考えたい。否、文部科学大臣のように強くなるために、教員に体力気力を身につけさせるための研修をすべきか。(JN)