中教審答申 高齢化

<12月24日(水)>
中教審答申、大学学部教育充実を。文科相は職業観育成、諮問。(日経)
■2035年には4人に1人が75歳以上、人口問題研が推計(読売)
 国立社会保障・人口問題研究所が24日に公表した市区町村別の将来推計人口。高齢者が4分の1以上の市区町村は05年はわずか1・1%に過ぎず、今後の急速な高齢化がこうした形でも裏付けられた。
 将来推計人口は05年の国勢調査などに基づいて、同研究所が35年の姿を推計したものだ。12月1日現在の1805市区町村が対象だ。75歳以上の高齢者が4分の1以上を占める市区町村は、35年には50・1%に上る見込みだ。群馬県神流町(56・0%)、福島県金山町(54・3%)など5か所では、75歳以上の人が50%を超える。75歳以上の人口の増加率は、千葉県浦安市が約4・6倍となるなど、大都市の周辺部が高い。同時に、人口減少も進展し、05年には228(12・6%)だった人口5000人未満の市区町村は、35年には369(20・4%)に上る。91・9%の市区町村では05年より人口が減少する見通しだ。