立春に『筆洗260205』は思う▼「立春大吉」、哲学者の井上円了によると「裏表の別なく均々幸いあるを祝するものなり」-▼衆院選、各党の主張や政策を表からも裏からも見て、本当に「幸いある」か▼裏表でいえばたとえば積極財政で成長を-。その触れ込みが表とすれば、裏には財政運営の悪化▼安全保障環境を踏まえ、防衛費増をという主張もあれば、それでは緊張をかえって高めはしないか。表も裏もなく、これだけが絶対に正しいという政策はなかろうが、知恵を絞って選択するのが選挙、試されているのは有権者▼「高市推し」なる言葉。首相のファンだから自民党に票を入れるという。人物で判断するのは悪いこととは思わないが、それだけで投票するのは少々、人が良すぎる気がする。
表では良いことばかり並べてお願いをする立候補者たち。私たちには、候補者の表しか見えない素敵な方々ばかりであるが工夫しよう。その素敵な人たちが、過去に何をしてきたか、未来への過去の助走部分は少しは知ることができるだろう。また、その表の良い話が、自分には本当に良い話なのか、考えねばならない。まだ投票していない人は、本日の20時までに面倒がらずよく考えて投票に行こう。
