街中でのクマの出没に『余録(241203)』は思う▲「クマのプーさん」の誕生は約1世紀前。ロンドン動物園のクロクマ、ウィニーを気に入った幼いクリストファー・ロビンがテディベアにその名をつけた。そこから着想を得て父親が書いた物語が「ウィニー・ザ・プー」(1926年)▲来園者はウィニーの背中に乗ることもできた。事故でもあれば世界的キャラクターは生まれなかったかもしれない▲近年、住民がクマに襲われる被害が相次ぐ▲クマは元来、臆病で人を避ける▲クマ被害が増えた理由はエサの凶作や森林の変容、人の生活の変化など複合的▲「プー」は本来、ロビンが白鳥につけた名という。秋田・雄物川流域に飛来する白鳥は「冬の使者」。白鳥が姿を現すとクマの姿が消える自然のサイクルを取り戻せないものか。
(私は)思う。もう暖かくて寝ていられないクマさんたち、街へ行けば食べ物はある。そんな状況を作ったのは人間である。どんどん自然を破壊して行く。そんな人間の行うことなどはクマさんたちは知らず、環境の変化に対応して行動するしかない。更に、白鳥たちの行動はどうなっていくのか。姿を見せなくなる日が来るのかもしれない。
