『貧乏人とは、求めるものが多すぎる人のことだ』

『貧乏人とは、求めるものが多すぎる人のことだ』<2020年10月25日(日)>
 ウルグアイホセ・ムヒカ氏が政治からの引退を表、これにつき『筆洗(201023)』は思う。「コロナ禍・・・これまでの死者数は五十人余り・・・ムヒカ大統領とその後任の大統領らの時代に、国の公衆衛生が大幅に強化されていたのが大きかったという専門家の声が、現地発の報道にあった▼・・・『世界一貧しい大統領』・・・報酬の大半を寄付し、清貧な暮らしぶりで知られた。『貧乏ではない。貧乏人とは、求めるものが多すぎる人のことだ』などの言葉が印象深い▼・・・『発展が幸せに反してはなりません。人類の発展は幸福のためのものです』・・・▼引退表明の議会では、成功とは『倒れるたびに起き上がるということだ』と語ったそうだ。今後は畑に出て、豆やタマネギを育てるらしい」。
 (JN) ムヒカさん、お疲れさまでした。あなたは自由な人。長いものに巻かれる私には耳の痛い、有難い言葉ばかりだ。「一番大事な人生の価値は、自由であることだ」「選べるようで選べない。自分の本心よりも親や会社やコミュニティーに合わせてしまう」(『ホセ・ムヒカと過ごした8日間』くさばよしみ、2017年、汐文社)。
#世界一貧しい大統領
#求めるものが多すぎる人
#倒れるたびに起き上がる

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