#権力による自由の抑圧

『#権力による自由の抑圧』<2022年1月16日(日)>
 NHKの連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」に『小社会(220115高知新聞)』は昭和、そして今を思う。ルイ・アームストロングの曲がよく流れるので、忙しい朝もつい見てしまう。戦争の時代にジャズは敵性音楽として徐々に締めつけられ、1943年1月には内務省と情報局が通達を出し、米英音楽約千曲の演奏や放送、レコード販売を禁止した。作家の半藤一利さんは、この通達を「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」と書く。おかしな兆しが見えた段階でいかに歯止めをかけるか。権力による自由の抑圧も同じことだろう。今の世では、首相が代わっても状況は変わらない日本学術会議の会員任命拒否問題が気になる。朝のドラマは今、高度経済成長の時代。明るさが出てきた物語の随所に、陽気なジャズが流れている。
 (私たちに)教えてほしい。日本学術会議の会員任命について、その人物の何が憎くて任命拒否したのか。それを明確にできないのはなぜか。民主主義の国のはずなのに、なんともわからぬ行動。現状の首相は過去の問題の責任を負う。神輿の人であった海部俊樹さんは抵抗をした。聞く人の岸田文雄さんはどうする。
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