『過去のイメージだけにとらわれてはいられない』

『過去のイメージだけにとらわれてはいられない』<2017年8月27日(日)>
 「市川市に『北京通り』と呼ばれる道がある。朝夕の通勤通学時に数多くの自転車が行き交う光景が北京を思わせるらしい」。『余録』(170827)は、過去のイメージにとらわれるなと言う。「その後は自動車の普及や地下鉄の発達で自転車は主役の座を失った。ところがこの1、2年、再び状況が変わりつつある。シェア自転車の急速な普及だ。スマホ全地球測位システム機能や決済サービスを使い、近くにある自転車を検索して格安で利用し、好きな場所に乗り捨てられる。最近は札幌でもサービスが始まった。中国発のビジネスモデルが世界で定着すれば大きな突破口だ。中国ではスマホ決済などキャッシュレス化も急速に進む。隣国としても過去のイメージだけにとらわれてはいられない」。
 (JN) 自分の中国のイメージなんだろう。中華人民共和国であろうか。毛沢東語録文化大革命紅衛兵等から始まり、金も地位も名誉も独占する資本と汚職を愛する共産党の国家。王朝の主役が国王の一族から共産党に権力者が変わっただけで、人民は自転車を漕いで一生懸命職場に向かう。まさにイメージである。現実はどうなのだろう。日本の高度成長より馬力がありそうだ。我が国、リリパットはこの力に飲み込まれていくのか。現中国は元寇よりも力強く、アジアを自分たちの力で覆い尽くすであろうか。米国の傘の下でいつまで日本は小競り合いや地域いじめをしていられるのか。日本国内に、「北京通り」でけでなく、「関羽通り」や「諸葛亮通り」ができていくのではないか。中国資本は日本を席巻する。否、大国は分裂を起こす。新たな三国時代がやって来る。これもイメージだ。