『#食は人なり』<2021年9月12日(日)>
カップヌードルが今月１８日で発売５０年となるのを前に、先ごろ世界累計販売が５００億食に達したと『地軸(210908/愛媛新聞)』は伝える。「食足世平」。食が足りてこそ世の中が平和になる。安藤百福さんは「美健賢食」「食創為世」という言葉でも自らの天命を説いた▲そして「育成良風 刷新社業」は１９７１年。カップヌードルを世に出した▲地球的人気は各地の食文化に順応した融通無碍さあってのことらしい。味だけではない。麺をすする習慣のない欧州ではひと口で食べられるよう、長さを半分に。逆に麺好きの多いタイでは食べ応えを出すため長めに▲人生８０年、１日３食として人は一生に八万数千回食事をする。間食や夜食でも頻出する日本の誇る発明品である。食は人なり。お湯を注いでからの３分間、わが身を見つめ、世界を思ってみる。
（ＪＮ） 「まんぷく」（朝のNHK連続ドラマ）を思い出した。百福さんの精神は周りの人を飲み込み、その精神を染み込ませ、新たなものを作って行った。そう、そして「食足世平」、これが大事。地球上の人々の胃袋が満たされていれば、戦争もテロも減っていくことだろう。我々は百福さんに負けず、平和のための発明を創造しよう。3分間ではできないが、3分間を重ねて平和を築いていこう。
#カップヌードル
#発売５０年
#食足世平
#安藤百福
#融通無碍
