ノーベル平和賞に『筆洗/26/10/11』は思う▼「世界屈指のトラブルメーカー」。そんな異名がある。ナバネセム・ピレイさんである▼「トラブルメーカー」とは、人権を軽視する権力者にとっての、という意味である▼その人は人権、平和が傷つけられることを許さず、法と揺るぎない信念をもって挑む。昨年、イスラエルのガザ攻撃をジェノサイド(集団殺害)と認定した国連調査委員会の代表もこの方だ▼受賞決定後の会見の言葉も鋭い。「政治指導者には人権を擁護し、戦争を避ける義務がある」-▼トランプ米大統領は、朗報と同じ日にICCへの経済制裁をさらに強めた。平和を支える国際法秩序を守りたい。それがピレイさんを選んだノーベル賞のメッセージなのに、大統領の耳には届かない。
この世の中、武力とカネが最大の武器である。これを持つ者は、愚か者であってはならないが、米合衆国の国民はなぜか、拳を振り上げて敵をつくりだして、力を見せつけるヒーローが好きなようだ。とにかく戦争好きなお国、常に、自国の金持ちのために他国を責めている。特に現大統領。武力とカネに、言論と法で闘う。大変なことである。人の命と自由のために、我が国はICCも活動のためにどんなことができるか。ピレイ氏は「真実を語るのに勇気はいらない」と。
*画像はグーグルAI が作成。
















