蒸し暑くなってきた。『小社会(240528高知新聞)』はこれからの時期の服装に思う。クールビズと呼ばれるようになって夏場のノーネクタイ、ノー上着はすっかり定着。マナーの基準も変化しつつある。この間、軽装の目的も省エネそのものから、地球温暖化防止の身近な手段としてより意識されるようになった。何せ、北欧の氷河が縮小したり、海面上昇で小さな島が水没の危機に見舞われたり。地球も大汗をかいている。沖縄地方と鹿児島県の奄美地方が梅雨に入り、高知など四国地方も雨の季節へとカウントダウンが進む。まとわりつくような湿気に日々の服装にも何かと気を使うが、できることを一つ一つ積み重ねたい。厳しさを増す環境に、社会の営みもTPOに応じた対応を求められている。
(私は)思う。日本の夏は、多湿の夏であるので、服装に隙間が必要である。あのネクタイというものは寒い時は首を保温してくれるが、もう5月に入るとだめである。真夏でもネクタイ必須の時代、よく耐えていたものである。これからの時期はオープンシャツだ。ネクタイよ、寒くなるまで眠っていてくれ。