2024-01-01から1年間の記事一覧
大谷翔平選手のMVP受賞に『談話室(241123山形新聞)』は思う▽2002年、スター選手がいなくなったアスレチックスが予想外の快進撃を見せた。勝利の鍵は統計学だった▽「セイバーメトリクス」と呼ばれる独自の指標を重視して選手を起用し、これが当たったのだ…
南米で続いた国際会議で集合写真をめぐる「事件」に『余録(241121)』は思う▲レーガン米大統領と中曽根康弘首相の「ロン・ヤス関係」強化が演出された日米首脳会談▲続く米ウィリアムズバーグ・サミット。集合写真で中曽根氏がレーガン氏の隣の目立つ位置に立…
谷川俊太郎さんが残したものに『有明抄(241120佐賀新聞)』は思う◆〈死んだ男の残したものは/ひとりの妻とひとりの子ども/他には何も残さなかった/墓石ひとつ残さなかった〉。〈死んだ兵士の残したものは/こわれた銃とゆがんだ地球/他には何も残せなかった/平…
谷川俊太郎さんの死去に『水や空(241120長崎新聞)』は思う▲ぼくらは「科学の子」ではないから、空を超えてジェットで飛ぶことはできない。だけど2番の〈耳をすませ/目をみはれ/油断するな〉は感性を豊かに日々を過ごそうねと“普通の子”にも呼びかけている気…
高齢者を狙った電話に『談話室(241118山形新聞)』は語る▽「NTTです。この電話は2時間後に使用できなくなります」▽自動音声が一方的に続け、詳しい説明を聞くには「1」のボタンを押すようにと。若そうな男が出て、本人確認のため名前と生年月日、住所を言…
昨日は、二の酉、大國魂神社を歩いた。境内は多くの屋台のなか、大勢の人が参拝をしていた。七五三の家族も目に入った。
黒目川付近を散歩しました。こちらでもサギに遭遇しました。
きょうの「国際寛容デー」に『日報抄(241116新潟日報)』は思う▼ユネスコが1995年のこの日に採択した「寛容に関する宣言」に基づき、翌年の総会で制定。95年は、ロシアが独立を求めるチェチェン共和国の首都を制圧し紛争が激化▼中国は地下核実験を強行。イス…
飲食店での配膳ロボットに『明窓(241115山陰中央新報)』は思う。かつて思い描いた未来のロボットの姿には遠く及ばない。手塚治虫さんの代表作『鉄腕アトム』の作中、ロボット少年アトムが生まれたのは「2003年」、同じ年に「ロボット法」もできたという設定…
様々な壁に『余録(241113)』は思う▲ベルリンの壁の崩壊から35年、東西ベルリンを隔てた28年間を上回る時間が過ぎた▲新たな障壁も生まれた。イスラエルがパレスチナに築いた分離壁。フィンランドはロシア国境にフェンス。トランプ次期米大統領はメキシコ国境…
気候に秋の存在感が薄れる中、政治は中間が存在を増していると『有明抄(241112佐賀新聞)』は語る◆「や」党でもなく「よ」党でもない。その間で立ち回る「ゆ」党。衆院選で躍進した国民民主党◆再選出された石破茂首相も、顔色をうかがいながら政権のかじを取…
立冬を過ぎたがまだ暖かさが残っている夕方、散歩にてまたサギに遭遇した。その動きに見惚れ癒される。
米国大統領選に『天声人語(241107)』は思う▼米国歴代大統領に愛された映画に、西部劇「真昼の決闘」がある。アイゼンハワー、レーガン、クリントン▼ゲーリー・クーパー演じる保安官が、無法者から町を守る話。住民は冷ややかで、ひとり銃をとる保安官の姿に…
秋は商工祭・農業祭、大通りにテントがいっぱい出ています。香り様々です。
座り過ぎの日本人に『滴一滴(241109山陽新聞)』は思う▼〈婆さんはこたつの廻りにすべて置き〉▼そんな「座りすぎ」は健康には好ましくないようだ。日常生活の中で座ってばかりいると、高血圧や肥満、糖尿病などの病気につながると▼30分に1回などペースを決め…
秋の読書週間に『滴一滴(241106山陽新聞)』は思う▼兵庫県加古川市の駅前ビル6階には市立図書館と大手書店が並んで入居している▼店頭に図書館コーナーを設け、貸し出し上位作や朗読会で使われた本を紹介するなどうまく連携しているそうだ▼児童書売り場で目に…
「青春18きっぷ」が今冬から様変わりに『有明抄(241105佐賀新聞)』は思う◆関西を拠点とした谷崎潤一郎は、上京するたび帰りは夜行列車をよく利用した◆午後11時20分に東京をたち、翌日午前11時45分に大阪へ。谷崎は朝8時ごろ目を覚まし、東京のほこりっぽい雰…
「伝統的酒造り」が国連教育科学文化機関の無形文化遺産に登録される見通しに『筆洗(241106)』は思う▼こんな説がある。人類が小麦などの穀物を栽培するようになったのはパンを作るためではなく、ビールを造るためだったのではないかというのである▼あくまで…
映像作品「MIWATARI」が来週、開幕する国連気候変動枠組み条約第29回締約国会議(COP29)での上映に『余録(241105)』は思う▲諏訪湖の「御神渡り」は、全面凍結した湖面の氷に亀裂が入り、山脈のようにせり上がる現象。出現しない時は「明けの海」と呼ばれる▲…
11月3日に文化を『金口木舌(241103琉球新報)』は思う▼中国語に「没文化」という言い回しがある。直訳すると「学問がない」「教養がない」。「そんなことも知らないのか」と、小ばかにした意味合いを含む▼1946年11月3日の日本国憲法公布を記念して制定され、…
サギだ! 歩道の柵で、一休みか。どこまで近づけるだろうか。接写ならず。#サギ #歩道 #柵 #一休み #接写
もう半袖では寒い。川の水も冷たくなり、子供たちは川原にいなくなり、鳥たちは安心しての佇まいです。
女川原発2号機の再稼働に『筆洗(241031)』は思う▼グリム童話の「死に神のお使いたち」は若い男が死に神を助ける話で、死に神はお礼に約束、「おまえの寿命が終わるときは前もって使いを出して教えよう」。だが、ある日のこと。死に神が突然にやって来て「お…
米国ワールドシリーズに勝負の瞬間を『談話室(241031山形新)』は思う▽あの瞬間はよく覚えている。7年前、大相撲春場所で新横綱稀勢の里関が逆転優勝を果たした。大胸筋を断裂しながら千秋楽の本割と優勝決定戦で照ノ富士関を破った▽だが、この筋断裂の完治を…
今後の政治の動きに『春秋(241029)』は思う▼アーウー宰相、大平正芳元首相は、政界屈指の知正派、1971年3月に「新権力論」を日本経済新聞に寄稿▼その中にこんな一文がある。「(権力は)それぞれ自体孤立してあるものではなく、権力が奉仕する何かの目的がなけ…
石破首相の数々の言行不一致ぶりに『天声人語(241029)』は思う▼自民党歴代政権で最も短命に終わったのが石橋湛山内閣、わずか65日▼湛山はかつて東洋経済新報の記者、けがで登院できぬまま座にとどまった浜口雄幸首相を、政治的空白をつくるなと批判。切っ先…
衆院選を終えて『明窓(241028山陰中央新報)』は思う。きょう10月28日は「パンダの日」。52年前のきょう、中国からジャイアントパンダの「カンカン」と「ランラン」が贈られた。パンダのように人気があり、高い集客効果を持つ人や物を表す「人寄せパンダ」「…
衆院選に「余録(241027)」は思う▲松山大学キャンパスで22日、若者たちが、構内に設けられた期日前投票所などでの衆院選投票を呼びかけた▲松山市選挙管理委員会が認定する「選挙コンシェルジュ」▲「コンシェルジュ」の活動は中高生への主権者教育や啓発活動へ…
サギがいればカモがいる。川のサギとカモは心和むが、人間社会のサギとカモは悲しい。 #散歩 #川 #サギ #カモ #和む
秋になりました。サギが目立ってきました。川のサギは良いですが、良い話を持ち掛けるサギには気をつけましょう。