落ち着いて席にいられる時間がもう少しあってもいい 241210

 食品ロスへの厚生労働省が指針案に『北斗星(241208秋田魁新報)』は思う▼大きな宴会が正直、少しだけ苦手だ▼この皿を平らげてから…としているうちに周囲が早々と酒を手に席を立ち、慌てて続くこともある。残った料理の数々を目にすると胸が痛む▼台湾勤務を経験した人から先日、台湾ではこうした宴会でも食べ残しはみんなで持ち帰りが当たり前と教わった▼国内の食品ロスは年400万トン超。外食で食べ残しの持ち帰りを促そうと厚生労働省が指針案をまとめた。衛生管理の注意点を示し、消費者の自己責任を前提とする内容。食中毒のリスクを心配する事業者も持ち帰りを勧めやすくなるかもしれない▼その場で食べ切る意識も大事。引っ込み思案の身としては、落ち着いて席にいられる時間がもう少しあってもいいのだが。
 (私は思う。)立食パーティーは準備するほうは、その分量に頭を悩ます。残すことのないように準備して、足りない! なんてことがあると大変である。余り過ぎるともったいない。なんでこんなに注文した! とまたそれも問題。適量とはどうなのか。お持ち帰りも面倒である。少なめに準備して、足りなかった方は次の店でまた親密にやってもらうことだろうか。